Musicman-NETアンケート
Musicman-NETでは今、大きな変革期を迎えている日本の音楽文化、音楽業界の現状を正確に把握すべく、昨年11月から1ヶ月間わたり、Musicman-NET上で「音楽の聞き方アンケート」を実施いたしました。

iPod等のデジタル携帯プレイヤーの急速な普及と音楽配信の動向、CDレンタルとの絡み合い等、今後の日本の音楽文化の進み方から一刻も目が離せません。出来れば半年に一回位のペースで同様のアンケートを続けていきたいと考えています。

沢山のご意見、回答をいただきありがとうございました。各問の集計結果は下記の通りです。また、「今後の音楽業界(流通・通信を含む)に対して望むこと」にいただいたみなさまからのご意見を一部抜粋して紹介いたします。

今回アンケートにご協力いただいたのは、社会人、音楽業界人、大学・専門学校生を中心に合計1049名。回答者の内訳は下記のグラフの通りです。
年代性別内訳
1. 音楽の手に入れ方 ※利用割合(Total:100%)
Musicman-NETでは、今回のアンケートとは別に大学生を対象とした「音楽の手に入れ方」アンケートを実施。20歳前後の若い世代と、Musicman-NETユーザー(以下、Musicman)では、違う結果となりました。最もCDレンタルを利用しているであろう中・ 高校生のアンケートを試みるべきでしたが、残念ながら今回は果たせませんでした。その点をご考慮ください。

Musicmanでは圧倒的に「CDを買う」が多く、全体の63%を占めました。一方、大学生では、「CDを買う」は25%の2位に留まり、回答のなかでもっとも多かったのは「CDレンタル」という結果になりました。その他、パソコンや携帯電話を使った「無料ダウンロード」の割合が多いことも特徴的です。共に、「有料ダウンロード」はまだまだ一般的ではないようです。

Musicman-NETユーザー 大学生
1. CDを買う(63%)
2. CDレンタル(19%)
3. 友人から借りる(6%)
4. 友人からCD-Rに焼いてもらう(5%)
5. その他(3.9%)
6. 無料ダウンロード(3%)
7. 有料ダウンロード(0.1%)
1. CDレンタル(38%)
2. CDを買う(25%)
3. 無料ダウンロード(18%)
4. 友人から借りる(10%)
5. 友人からCD-Rに焼いてもらう(7%)
6. 有料ダウンロード(2%)

音楽の手に入れ方

2. 音楽の楽しみ方(複数回答可)
全ての人が家でCDを聞いて楽しんでいますが、それ以外の楽しみ方の内訳は下記の通り。

1. MDで楽しむ(34%)
2. 自宅PCで楽しむ(33%)
3. iPodなどデジタルプレイヤー持ち歩き(19%)
4. その他(14%)

その他には、車で聞く、ライブに行く、クラブで楽しむといった回答があがりました。

3. 今後、増えていくと思う行動
今後増えていく行動 この質問では、現状と「何も変わらない」との回答が全体の1/4以上を占める28%となりました。現状ではほぼ利用していないことがわかった「インターネットでの有料ダウンロード」の割合が18%と大幅に増加し、消費者の期待が見受けられます。さらに今後さらなるブロードバンド環境の発達により、「インターネットで無料ダウンロード」も増加すると考えていることが明らかになりました。

1. 何も変わらない(28%)
2. 今以上にCDを買う(19%)
3. インターネットで有料ダウンロード(18%)
4. レンタル店で借りる(7%)
4. CDを買わなくなる(7%)
6. 友人等からCD-Rに焼いてもらう(5%)
7. 携帯にダウンロード(2%)
8. 友人・知人等から借りる

4. 今後の音楽業界(流通・通信を含む)に対して望むこと ※フリー回答
1:高校生以下 2:大学・専門学校生 3:大学院生 4:フリーター
5:社会人 6:音楽業界人 7:専業主婦 8:その他

「著作権」というお題目の元で音楽の聴き方を規制することばかり考えないで、自分の作品が聴き継がれていく権利について考えてみたらどうですか。本当に音楽をやりたい人と、本当に音楽を聴きたい人が直に向き合える環境を望みます。
--男6


著作権の問題は大変なことだと思うが、CCCD等既存のもので再生出来たり出来なかったりとするものの販売は如何なものかと思う。「CDではない」と銘記してあるが、では自分が買ったのは何なのだろう…とCCCDを手にする度思う。
--女5


「CDは売れないから作らない」のではなく「売れるCD」を作るアイデアをもっと考えて欲しい。配信に抵抗のあるファンもいます。だからこそパッケージも含めた「いいもの」をもっと作って欲しい。メーカーは目先の利益ばかり追いすぎです。
--男5


やっぱりジャケットに力を入れたり、パッケージ的に楽しめるものを作って、なおかつ価格も安くなれば、CDから離れていった客もCDに戻っていくのでは?やはりジャケットは重要と思います。
--女4


音楽に限らず、ファイル交換ソフトでのやりとりが問題になってますが、逆にあれをプロモーションに利用する事は出来ないものでしょうか?
--男2


欲しいCDが売ってないことが多すぎます。どこのショップに行っても同じようなCDしか置いてなくショップ自体のオリジナリティー(このジャンルならこの店に行けば絶対見つかるなど)が欠けていると思います。あと、ショップの営業時間の短さがいやです。千葉在住ですがほとんどのお店は9時位には全て閉まってしまいます。「あ、この曲いい」と思うのはゆっくりくつろいでいる時間(ほとんど夜か夜中)が多いので即欲しくても手に入れられないことが多いのです。自分は物質的に手元に残しておきたいのでインターネットでデータを買ったりなどが増えることはまずありません。
--男2


昔と今とで何が違うのか、各人の音楽を聴く環境が変わったこと(PC・音楽配信・音楽の再生媒体等)もありますが、何よりテレビの音楽番組が減り過ぎ。衛星チャンネル等で音楽専用チャンネルとかありますがそれを利用している人は日本の全人口の何割を占めているのでしょう。きっと極僅かじゃないでしょうか。通常の民放放送に音楽番組が昔のように増えればCDの売上に影響してくるんじゃないでしょうか。音楽配信もありますが、日本人はやっぱりパッケージそのものに拘る動向があるような気もするし。
--男5


CDがシングルでも12センチになってしまってかさばるので、小さくしてほしい。
--女2


CDの価格を下げるのも現在は可能なことと思います。しかし、その他にもレコード会社の形を壊す。例えるならエイベックスのような形式を試みるというのはどうでしょうか?現在は音楽と映像の融合は当たり前になって、通信と音楽・映像の融合になって、さまざまな試みができると思います。なので、それらを踏まえた上で、レコード会社独自の今までにないエンターテイメントを見てみたいです。
--男4


音楽産業を他の様々なカルチャービジネスと融合を図り、文化として根付かせること。
--男5


CCCDなどコピーガードをなくして欲しい。コンポがダメになって聴けない。
--女5


CDの値下げかつ、何か特典をつけること。特典は特に、CDケースに収まるものが良い。ダウンロードやレンタルではジャケットがないので物足りない。
--女2


音楽配信の普及、IPODのレンタル化、CDの低価格化、TSUTAYA等に置いてあるCDを家で好きなように聞けるようにする。
--男5


タイアップがなくても、いい曲がたくさんあるのに、埋もれてしまってる気がします。もっとちゃんと音楽を聴く環境を増やして欲しい。(フジテレビの『僕らの音楽』のように)CDの形態は変わっていくかもしれませんが、(ネットでのダウンロードなど)ジャケットは無くさないで、何らかの形で残って欲しい。曲の表現のひとつだと思うので。
--女2


CDの価格が高いから消費されない事が不振の原因だと思います。音楽の内容はその次でしょう。私も欧米と同じ価格でCDを手に入れられれば今の倍以上CDを買うでしょう。またレンタルを禁止にして欲しい。レンタルはコピーされてから返却される現状を分っているのに続けているのはおかしい事だと思います。
--男5


輸入盤買えなくなるのは困ります。有料ダウンロードの普及が望ましいです。
--男6


音楽を創る。音楽を聴く。このシンプルな関係が今壊れている。私は43歳、大塚愛を聴きたい、しかしCCCDは買えない。この様に齟齬をきたした状況は長続きはしない、流通は早く目を覚まして欲しい。
--男5


CDは欲しいタイトルが入手不可。だからレンタル10%。本当は良い音楽を所有したい。廃盤という言葉をなくして欲しい、ネット配信ならそれが可能だと思う。
--男5


CDの価格を安くしてほしい。1、2回聞いたら飽きてしまうような曲が多いので、高値で買おうと思わないから。
--女5


レコードメーカーは、ユーザーの顔色を見ながら、音楽(CD)を作るような事はやめて欲しい。市場に合わないとしても常に時代に提起するような斬新なアーティストや楽曲を作らなければ、ますますユーザーは「音楽離れ」を起こしてしまうのではないでしょうか?
--男5


CDが安くなればいいというものでもないですが、お金がかかっている物は高く、お金がかかっていないものは安くなるという基本的なことができるはずのように考えます。一律の料金でできること自体が大間違いです。これはCDを売る側の企業の怠慢です。
--男5


CCCDなどアーティストにもリスナーにもマイナスな商品を出さないで欲しい。
--女5


私的コピーを前提とした音楽視聴サービスの確立
--男5


誰もが夢中になれるような「良い音」を作って欲しい。もっと、ジャンルの枠を飛び越えて面白い組み合わせを作って欲しい。
--女1


パソコンや機械に弱い人、世代にももっと分かりやすく色々な音楽を楽しめる環境になれば良いと思う。祖母は歌が好きだと言っていますが、CDプレーヤーの操作ですら難しいという状況。
--女5


(mp3文化を筆頭に)利便性を優先して、音質を犠牲にしているものが多いような気がします。高音質の良さを、ハード側ソフト側双方から、もう一度啓蒙してみても良いのでは。音楽の第一印象(パッと聴き)が良くないのは、メーカー側の人間の耳が死んでいるとしかいいようがない。もっと直感に訴える内容を。
--男8


CCCDは無論NG!!メジャーが小バカにされているのは、CCCDに始まり、有線、CM--SPOTでの垂れ流し等、やりすぎ感が否めない。その点、インディーズでもメジャーの息がかかっていないアーティストの音楽は、独創性に溢れ、聞いていてワクワクさせてくれる。多分、メジャーアーティストを手掛けるプロデューサー、A&Rが古いか、マニュアルに沿いすぎて、アーティストを殺した商業音楽を作り出していると思う。これからは、メジャーもインディーズもなく、媒体が自分の足で良質な音楽をみつけにいくことが大事になると思う。受け身じゃいけない時代です!
--女6


CD価格の自由競争 安くなってくれればもっと買いたい。1500円くらいなら。
--男6


音楽をただの「コンテンツ」として扱うだけにならないで欲しいです。
--女5


正直、もっとネット配信が充実してほしいと思う。素人でも簡単に短時間で曲をダウンロードできるようにしてほしい。
--男2


Apple iTune Music storeに期待。洋楽中心に積極的に購入します。また、MP3を上回る、新たな高音質圧縮技術をiTunesは開発、広めて欲しい。レコード会社、原盤会社は積極的に、iTMSに原盤を供給して欲しい。
--男6


アーティスト育成にもっと力を入れて!
--男6


今までCCCDとしてリリースされたものはどうなるんでしょう?再発の時はノーマル版なのかな、と疑問です。何か発表があればいいのですが・・・
--女2


CMやドラマの主題歌などのタイアップものじゃなく、音楽だけで作品として成り立つような、質の高いコンテンツをより多く供給して頂きたい。
--男5


1. iTune Music store が早く日本でオープンして欲しい。
2. 多少高くても良いので、非圧縮,16bit/44.1KHzの音楽販売がネット上で行われる事を望む。
3. CDに落とす前の96KHz/24bit或いは192KHz/24bitの音楽ソースがネット上で出てくれば、是非購入したい。
4. 5.1等ドルビーサラウンドには興味がない。
5. 今後は、圧縮ソースと非圧縮ソースの二分化(高音質化)が求められると考える
--男5


まずは再販制度の撤廃。
--男6


1人1人に合ったCDをカスタマイズ出来るようにして欲しい。例えば発売から2年たった音源の中から10数曲を選んで1枚のCD--Rとして発売するなど。CCCDの影響でマイベストを作れない状態が続いたので、それをリカバー出来るものを制作して欲しい。各レコード会社の権利関係等、難しいとは思いますが実現出来たら良いのではないかと思います。
--男4


街中の音楽垂れ流し状態をやめさせてほしい。渋谷の交差点などはひどい状態です。街が静かになれば、音楽を聴くために人はアクションを起こすはずです。
--男6


年を取ってくるとレコード屋で根気よく曲を探す時間が無い。iTunes Music Storeの様に簡単に検索して簡単に購入できれば自分はもっと購入曲数が増える。また、新しい曲はCM等でいいなと思うが、それが誰のなんという曲か判らないし、判っても、どのアルバムに入っているか判らないし、その曲以外までCDでセットで購入するのは勇気がいる。1曲単位で購入者が曲を選べるようになり、選んだ曲を自由にCDに落とすのが本来の音楽の楽しみ方と思う。
--男5


CDが高すぎる。おまけに訳のわからない再販制度。CCCD商品として、音楽の価値を下げてきた責任は、レコード会社、音楽メディアにあると思う。
--女6


アーティストを使い捨てのような扱いをするのは辞めていただきたい。“育てる”ことをしてほしい。一枚のAlbumをリリースして消えてしまったっていうアーティストは結構いるのでは?妥協して“売れそう・万人受けしそう・キャッチー”な曲を出したって、今のリスナーは耳が肥えてきてるので、結果は出るはずもない。結局は“売れそう・万人受けしそう・キャッチー”な曲だったってだけで、人の心や何かを突き動かすものではない。今の音楽業界で、「もっと良いものを」と考えている人はどれだけいるのでしょうか。「今までもこれできたんだから、こんなもん」と考える人が多くはないか。“上に習え”でいったところで、何も変わらないと思う。
--女5


CCCD等はリスナーのリスクが大きいだけで導入する意味は無いどころかマイナスだと思う。レーベル自体のイメージも下がる。 あと話題づくりのためだけの○ヶ月連続リリースとかは、正直いい迷惑!世の中に伝えたい曲が沢山できたならアルバムで出せばいい。紙ジャケは保存(取り扱い)に困る。
--女5


CDの価格は欧米に比べて高すぎる!そして昨今の輸入権・日米租税条約問題もあり・・・日本の音楽業界は本当に保守的!!音楽では発展途上国なんだなと言いたいが発展途上よりタチが悪い。悪い方向へ独走気味。こんなんじゃiTune Music storeやamazon等、日本企業を極力通さないで安く音楽を買う人が増える一方ですね。輸入権・日米租税条約はもう出来てしまったから何も言えないですけど、その分CDの値段を落とす事で努力している事をアピールして欲しいです。
--男6


レンタルCDの文化が根付いた日本で難しいかもしれないが、レンタルは廃止にして欲しいと思う。それを手始めにセルCDの価格を3〜4割下げて頂き、比較的緩やかな著作権保護機能(個人が楽しむ程度)が付加されたオンラインで1曲100〜200円での配信を望む。
--男5


音楽がデータ化されてしまうことによって、パッケージを所有する楽しみや制作側の意図が簡略化されてしまうことについては危惧しております。データとパッケージそれぞれに短長あり、特に著作権上の問題を考えると、軽はずみには発言できない事柄多々ですが、個人的にはあまりCD-Rコピーなどは避け、いい音楽に対しを気持ちよくリスニングしてゆきたいと考えています。 これからはあらゆる意味でバランスが必要で、デジタル的な方向性だけではなく、もっと根本に立ち返った方法論が必要かと思っています。新しいフォーマットが必要なのかも?
--男6


ネット上で視聴できる楽曲数を増やして欲しい。E-コマースをやっているサイトなんかは、ごく短時間でもいいから全曲視聴できたら物凄く便利。気軽に多様な曲が聴けるという点では利用者それぞれの音楽の幅が広がる可能性も十分あると思うので、音楽業界も活発になるのでは?
--女4


音楽配信サービスの決済を簡単な方法にしてもらいたいです。(コンビに決済とか)現状ではで有料ダウンロードを行う気になれません。
--男2


CDが不振であるのは、ダウンロードサービスやレンタルショップの普及がかならずしも原因ではないと思います。簡単な話だと思うのですが、お金を払ってまで買いたいと思うような楽曲を作れない制作側に責任があるのだと思います。
--男5


-他多数、貴重なご意見ありがとうございました。-

※iTMS:iTune Music store

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